『プリティーリズム・オーロラドリーム』第一話の感想+逆バコ
まのけいです。
今回は結構前の女児向けアニメ『プリティーリズム・オーロラドリーム』の第一話を見たので、その感想と分析を書いていきたいと思います。
一周目は脳死で楽しみ、二週目以降で分析をしたいと思います。
基本情報
『プリティーリズム・オーロラドリーム』は、アーケードゲーム『プリティーリズム』シリーズのアニメ化作品です。男児向けだと『昆虫王者ムシキング』の立ち位置ですね*1。続編に『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』『プリティーリズム・レインボーライブ』があり、後継として『プリパラ』、『キラッとプリ☆チャン』があります。これら全部まとめて『プリティーシリーズ』と括られることもあります(全てアニメと並行してアーケードゲームが稼働しています)。来年がアーケード稼働から10周年らしく、それを記念していろいろ動きがあるみたいですね。
以下に基本的な情報を列挙します。(敬称略)
- 原作: タカラトミー・シンソフィア
- 監督: 菱田正和
- シリーズ構成: 赤尾でこ
- キャラクターデザイン: 渡辺明夫(原案)・川島尚
- 音楽: 長岡成貢
- アニメーション制作: タツノコプロ
- 公開: 2011年4月~2012年3月
- 話数: 全51話
感想 (一周目)
まとめようとすると分析っぽくなってしまうので箇条書きで。
- 家族関係のパワーバランスが面白い。
- あいらはいい子なんだなぁ、ときちんとお手伝いをしている様子で思った。
- 洋服好き描写が生き生きしていてよかった。
- スカウトのお兄さんはイケメンじゃなかったら変質者。
- プリズムストーン(服が入ったアイテム)とプリズムショーの世界が、意外とシステマチックっぽくて驚いた。
- あいらが立ち上がるシーン。「服が台無しになってるぞ!」で立ち上がるのは納得感があった。
- 実家の家業を反映した必殺技(プリズムジャンプ)は納得できる。
- りずむちゃんがあいらを見ている目にヒヤヒヤする。
- りずむちゃん、やる気があるのにプリズムジャンプ跳べなくてかわいそうだなと思った。
- りずむちゃんが謎めいていて、かつプリズムジャンプが飛べるのを応援したいから次が見たい。
分析(二周目、三周目)
全体の尺である21分30秒からOPや実写パ―トなどを引くと、本編は実質16分半程度。Aパートは自宅でのやり取りで5分、モールで3分。Bパートはショーが始まるまで4分。始まってから4分半。そのまま起承転結で4分割できそう。
三幕で考えるなら、プリズムショーの衣装を見てジャンプしたくなるところまでが第一幕か。連れられて踊るかどうか迷って「服の声を聞くんだ!」で立ち上がったところまでが第二幕。プリズムジャンプして驚くのが第三幕。でもこれだと第一幕が長すぎる気もする。第一幕を「みおん様のような読モになりたい!」までにして、第二幕の終わりを「プリズムショーの衣装を着てみたい」、それ以降を第三幕、と考えるのもアリか。すると今度は三幕が長すぎるような気がする。
どちらにしろ「プリズムショーの衣装を着てみたい」は物語開始時点では存在しなかった新たな欲求なので、シリーズ全体のPP2はここかもしれない。(読モ→プリズムショーへ夢が変化する話だとしたら)
まとめ
一文でまとめてみます。
洋服が好きな女の子あいらが、プリズムショーの衣装を見て着てみたいと思い、はじめてのプリズムショーに臨むもコケてしまい落ち込むが、きれいな衣装を映えさせるために立ち上がり、プリズムジャンプを成功させる話。
うーん。こういうのはシリーズ全体で考えた方がいいのだろうか。 個人的に、りずむちゃんが同じ初心者のあいらがプリズムジャンプできたのを見て、すぐ悔しがるのではなく「何で…」となるのが好きです。同様に、最後のシーンの、ポカンとしていて受け入れられない表情からぎゅっと口を結ぶ、という描写が人間味があって好きです。
次回
次回は何か映画やりたいと思います。